死鶏処理・鳥インフルエンザ対策なら養鶏場向け小型焼却炉Chicken fire(チキンファイア) TOP 安全を考える(食・養鶏事業・環境)
国内の食の安全への意識の高まりを受け、食材の安全性の確保が生産者に求められるようになりました。
良質な鶏は良質な餌を与え、健康状態を管理してこそ育てられます。
しかし、まだ一部の生産現場では防鳥ネットもなく、周囲に有害鳥獣が徘徊する環境での飼育を行い、鳥インフルエンザの脅威にさらされています。
また、不適切な死鶏処理により飼育環境悪化や周辺環境を汚染しています。
よい環境でよい商品ができるというのはあらゆる分野で共通しており、もちろん鶏・鶏肉・鶏卵も同じです。農場や鶏舎まわりの衛生的な環境を整え、潜在的な生産性の阻害要因や死鶏処理・処分のトラブルを軽減することが、今後の業界全体の基本方針となると当社は考えてます。
養鶏事業の安全を脅かすものの一つとしてあげられるのが疫病で、特に鳥インフルエンザです。
鳥インフルエンザが発生すると、まず感染した鶏の公的処分をしなければなりません。
さらに感染の可能性が高くなるので他の鶏も全て処分しなければならず、単一農場だけではなく地域全体で対応するケースも増えています。
そうなると、数万羽単位での殺処分が行われます。鳥インフルエンザの感染は移動制限だけではなく、それに伴う殺処分ともなれば鶏や卵の出荷ができなくなり、経済的損失は数億円以上にものぼると言われています。
近年、自然環境への関心が高まり、環境基準も厳しくなってきています。
その基準を満たすには、今までの不適切な死鶏処分法では問題が生じる可能性が高いと言わざるを得ません。今、これらの問題点に対し、いかに対応できるかが問われているのです。
民家からかけはなれていたり、鶏舎等の密閉性から、未だこのことは問題化していませんが、今後どこかで噴出する可能性があります。ばれないから、内部だけの秘密だからの理由で放っておいては将来にわたりトラブルとなり、なにより誇りある農業、未来ある養鶏とは言えません。
認識不足から社会的制裁を受けないように、今から準備することが急務です。コンプライアンスの重要性は国民すべての問題です。